受けられる福祉サービス

WAIS-IV・WISC-IV知能検査とは?

WAIS-IV・WISC-IV知能検査とは?

WAIS-IV・WISC-IV知能検査とは?

日常生活や職場において、苦手なことやあったりコミュニケーションがうまくいかなかったりという悩みを抱えている方々は多いと言われています。

その中でも、生活に支障を来すほどの困りごとがあり、「もしかしたら自分は発達障害なのかもしれない」「わが子が発達障害の傾向があるのかもしれない」と思っている方もいるでしょう。

ご自分やお子さんが、発達障害を持つ場合と同じ傾向にあるかどうかを調べるために、知能検査を行うことがあります。そこで世界各地で使用されているのが、『WAIS-IV・WISC‐Ⅳ知能検査』です。

ここでは、WAIS-IV・WISC‐Ⅳ知能検査について、検査の目的や内容、実施方法、結果で分かることなどを詳しく解説してきます。

1.WAIS-Ⅳ・WISC‐Ⅳ知能検査とは

WAIS-IV・WISC‐Ⅳ知能検査は、ウェクスラー式知能検査です。この知能検査は、1993年刊行のウェクスラー・ベルビュー知能検査を起源としている70年以上の歴史がある知能検査です。

この検査は、世界各国の知能検査で使われている世界共通の検査です。国内では、児童期と成人期において最も多く使われています。

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発達障害者が受けられる支援やサービスについて

発達障害者が受けられる支援やサービスについて

発達障害者が受けられる支援やサービスについて

発達障害を持った子どもや大人が利用できる、障害福祉サービスという支援制度があります。これは、国や都道府県、各市町村などの自治体が提供している、障害を持つ方に向けて自立支援や療育を行ってくれる支援制度です。

もちろん、発達障害の方だけではなく、他の精神障害者や身体障害者、知的障害者、難病により身体の一部に障害を持つ方が利用できます。

障害福祉サービスは、日常生活における困りごとや子どもの発達の程度に合った支援を受けられるため、本人や家族、周りの方にとってメリットが大きいと言えるでしょう。

ここでは、発達障害者(児)における障害福祉サービスについて、サービス内容や利用方法、費用などを具体的に解説します。

1.発達障害における障害福祉サービスとは

発達障害については、もともと障害者自立支援法に基づき、福祉サービスの利用対象となっていましたが、2010年の法改正により障害者の範囲に含まれることが規定され、障害福祉サービスの利用も可能となりました。

障害福祉サービスの中には、障害者手帳を持っていない場合でも必要性を認められれば受けられるものがあります。それは、定められている法律に基づきます。

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発達障害支援センターとは?

発達障害支援センターとは?

発達障害支援センターとは?サービス内容や対象者について

発達障害支援センターは、発達障害の早期発見や早期支援を目的とした専門機関です。発達障害のある人だけではなく、その家族に対してもアドバイスを行い、日常生活をサポートする施設です。

「もしかしたら自分は発達障害かもしれない」「子どもが発達障害かもしれない」「職場内に発達障害者がいて、どう関わったらいいのか分からない」などの様々な悩みがあるでしょう。

このような発達障害について相談をしたいと思っている場合は、発達障害者支援センターに相談してみることがおすすめです。

ここでは、発達障害者支援センターの概要や利用方法、支援内容などを解説します。

1.発達障害支援センターとは

発達障害支援センターとは、発達障害者(児)に対して総合的な支援を行うことを目的として、各都道府県・指令都市に設置された専門機関です。運営機関は、都道府県知事が指定した社会福祉法人や特定非営利活動法人となります。

基本的に、利用できる対象者は、センターが設置されている都道府県に住んでいる発達障害者と家族、その関係者です。発達障害とは、主に次のような障害を示しています。

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精神障害者保健福祉手帳を取得するメリット・デメリットとは

精神障害者保健福祉手帳を取得するメリット・デメリットとは

精神障害者保健福祉手帳を取得するメリット・デメリットとは

自閉症スペクトラム障害や注意欠陥多動性障害などの発達障害の診断を受けた方は、日常生活や社会生活を送る上で様々な困りごとを生じる場合があります。

障害の程度にもよりますが、福祉サービスを利用することで困難さを軽減できる場合もあるでしょう。そこで、利用できるのが「精神障害者保健福祉手帳」です。

この精神障害者保健福祉手帳は、発達障害を含む精神障害者が申請できる福祉サービスです。

今回は、精神障害者保健福祉手帳の概要や支援内容、利用のメリット・デメリット、取得する方法などを詳しくご紹介します。交付を受けるかどうか悩まれている方は、ぜひ参考にしてください。

1.精神障害者保健福祉手帳とは

精神障害者保健福祉手帳は、発達障害などの精神疾患をかかえている人が交付を受けられる福祉サービスの一つです。精神的な障害があることを証明できる手帳であり、様々な福祉サービスを受けるために利用できます。

この手帳の交付が対象となるのは、精神疾患がある人の中でも日常生活において、長期にわたって困難や制限がある人になります。どのような精神疾患でも、初めて診断を受けてから6ヵ月以上経過していることを証明する診断書が必要です。

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