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ASD に関するコラム
シゾイドパーソナリティ障害
シゾイドパーソナリティ障害の概要と起源シゾイドパーソナリティ障害は、感情の表出が乏しいことや、他人との親密な関係を築くことに対する関心が著しく低いことなどが特徴のパーソナリティ障害の一つです。この障害は社会においてあまり理解が進んでおらず、患者本人も症状を自覚しづらいことが多いため、診断や支援が遅れがちになることがあります。
続きを見るアスペルガー症候群
アスペルガー症候群とはアスペルガー症候群疫学的頻度全世界の発生頻度アスペルガー症候群及びその他の自閉症スペクトラム障害(ASD)の発生率は国によって異なり、0.5%から0.8%の範囲にある。少なくとも250人に1人がアスペルガー症候群の特性を持っていると推定されている。この割合は、1万人の人口につき26人から48人のアスペルガー症候群患者が存在することを意味する。
続きを見る協調運動障害とは?
協調運動障害 協調運動障害とは、手足の動きや会話などの身体の機能がうまくコントロールできない障害です。動作時に無意識的に体の震えが現れることもあります。つまり、身体のバランスや姿勢がうまく保てない状態であることが特徴となる障害です。この障害により、学校生活や会社での生活に困難を来す場合があるでしょう。 ただし、運動が苦手な子や周りと比べて成長がゆっくりな子もいるため、一概に協調運動障害と決めつけることは難しいものです。ここでは、協調運動障害の原因や症状の特徴、診断、治療法などを詳しく解説します。
続きを見る緘黙(かんもく)とは
緘黙(かんもく)とはについて解説 緘黙(かんもく)とは、生活全般にわたり全く話せない全緘黙と、家庭などの安心できる場所ではふつうに話すことができるにも関わらず、学校や職場など特定の場所や状況で話せなくなってしまう選択性緘黙のことを言います。とくに多くみられているのが、選択性緘黙になります。 緘黙は決して一時的なものではなく、長く症状が続くため、大人になってからの緘黙は社会生活に大きな影響を与えるでしょう。
続きを見る場面緘黙とは?
場面緘黙 場面緘黙とは、家庭などの安心できる場所ではふつうに話すことができるにもかかわらず、学校や職場などの特定の場所や状況において話せなくなってしまう症状のことです。 緘黙の症状としては、生活全般にわたり流暢に話せない「全緘黙」と、上記に述べた特定の場所や状況でのみ緘黙の症状が出てしまう「選択的緘黙(場面緘黙)」の2種類があります。特に多くみられているのは、後者の場面緘黙です。 この場面緘黙は、発達障害者支援法の対象となっている発達障害の一つと定められています。
続きを見るギフテッドとは?
稀に生まれつき知性が高く、年齢相応ではない才能を見せる子どもがいます。数学が得意で声をかけても聞こえないほど没頭したり、芸術的な才能を発揮したりする子どもです。 このような子どものことを、「ギフテッド(Gifted)」と呼ばれます。ギフテッドは生まれつきの特性として2つの種類に分けられ、発達障害との併発が見られることが多いと言われています。 子どもがギフテッドであるかどうかを判断することが難しいですが、その子の個性を活かしてあげるためには周囲の接し方に工夫が必要となるでしょう。
続きを見るチック・吃音
チック・吃音とは チックや吃音は、幼児期から小児期に発症する顕在化しにくい発達障害と言われています。子どもに多い症状ではありますが、大人でもチック・吃音で悩む方は多くいるでしょう。ここでは、それぞれの概要について詳しくお話します。 チックとは チックとは、急に出現する不随意な「運動」や「音声」が繰り返す障害のことを言います。意図的なものではなく、やるつもりがなくても「運動」や「音声」をやってしまうものです。軽いものであれば意思により抑制することも可能ですが、抑制を続けると反動で一時的に症状が激しくなることもあります。
続きを見るコミュニケーション障害
1.コミュニケーション障害とは 「コミュニケーション障害」とは、コミュニケーションが苦手であるということを示した用語として使われる場合と、医学的な診断基準がある疾患として分類されている場合の2つがあります。しかし、これらは同じ「コミュニケーション障害」と言われるものではありますが、異なる意味として捉えられています。
続きを見る発達障害
発達障害について解説 発達障害は、幼少期から始まる神経発達の障害による状態で、社会的コミュニケーションや行動パターンの困難が見られます。自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などがあります。原因は複雑で遺伝や環境などが影響します。早期の支援と適切な教育が重要となります。
続きを見るADHDとASDの合併
ADHDとASDとはADHD(注意欠陥多動性障害)ADHDは、注意欠陥多動性障害といわれる発達障害です。注意関心が散漫だったり、身体の多動が見られたりという症状です。具体的には、「不注意型」と「多動・衝動型」の2つに分けられます。
続きを見るADHDやASD等の発達障害による二次障害
1.ADHDやASD等の発達障害による「二次障害」とは 発達障害とは、注意欠陥多動性障害(ADHD)や自閉スペクトラム症(ASD)、学習障害(LD)などが代表的に知られている、先天的な脳機能障害を原因とする障害のことです。一般的に、子どもの頃に発症するとされていますが、未だ詳細な原因については明確になっておらず、根本的に治す治療薬というものもありません。
続きを見るWAIS-IV・WISC-IV知能検査とは?
WAIS-IV・WISC-IV知能検査とは?日常生活や職場において、苦手なことやあったりコミュニケーションがうまくいかなかったりという悩みを抱えている方々は多いと言われています。その中でも、生活に支障を来すほどの困りごとがあり、「もしかしたら自分は発達障害なのかもしれない」「わが子が発達障害の傾向があるのかもしれない」と思っている方もいるでしょう。ご自分やお子さんが、発達障害を持つ場合と同じ傾向にあるかどうかを調べるために、知能検査を行うことがあります。そこで世界各地で使用されているのが、『WAIS-IV・WISC‐Ⅳ知能検査』です。
続きを見るADHDの診断・原因
診察や検査などで、子どもが「こわい思い」をすることはない? 小さな子どもを大きな病院に連れていくのはなんとなくかわいそう……。 しかし、診察や検査で子どもがこわい思いをすることはありません。
続きを見る精神障害者保健福祉手帳を取得するメリット・デメリットとは
精神障害者保健福祉手帳を取得するメリット・デメリットとは 自閉症スペクトラム障害や注意欠陥多動性障害などの発達障害の診断を受けた方は、日常生活や社会生活を送る上で様々な困りごとを生じる場合があります。 障害の程度にもよりますが、福祉サービスを利用することで困難さを軽減できる場合もあるでしょう。そこで、利用できるのが「精神障害者保健福祉手帳」です。 この精神障害者保健福祉手帳は、発達障害を含む精神障害者が申請できる福祉サービスです。
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