各疾患について

統合失調症 薬物治療について-No.3

統合失調症

「定型抗精神病薬」(従来型抗精神病薬)  定型抗精神病薬は、非定型精神病薬より先に登場した薬で、1952年にクロルプロマジン塩酸塩が最初に統合失調症の治療薬として導入され、半世紀以上が経過しています。定型抗精神病薬には3つのタイプがあり、「フェノチアジン系」「ブチロフェノン系」「ベンザミド系」に分類されます。効果は、主にドーパミン受容体D2に結合して、過剰に作用しているドーパミンを遮断する働きがあ…

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統合失調症 薬物治療について-No.4

統合失調症

薬の種類、用量、期間は人によって違う  統合失調症を初めて発病した患者さんには、非定型抗精神病薬(新規抗精神病薬)が第一選択薬となります。また、再発した患者さんも同じですが、それまでの治療で定型抗精神病薬が効いていて、生活のうえで困るような副作用がなく、患者さんが希望する場合は、そのまま継続して服用します。初めて発病した患者さんについては、どの非定型抗精神病薬から始めるかについては、糖尿病の既往歴…

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統合失調症 薬物治療について-No.5

統合失調症

抗精神病薬の副作用  副作用は、抗精神病薬に限らず、薬であれば程度の差はあっても必ず起こるものです。薬のマイナス面を恐れて、服用をしなければ、病状はさらに悪化してしまう結果になります。抗精神病薬でも、薬のプラス面とマイナス面を正しく理解することが症状改善への第一歩です。統合失調症の患者さんが、薬を飲むのをためらったり、止めてしまったりする背景には、副作用の問題があります。しかし、それを恐れて薬を飲…

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統合失調症 薬物治療について-No.6

統合失調症

補助的に使われる薬  統合失調症は、抗精神病薬だけで治療できる病気ではありません。抗精神病薬が治療の中心にはなりますが、足りない部分もあります。それを補うのが補助治療薬と言われる薬です。補助というのは、抗精神病薬の効果を引き出したり、副作用を治療したり、足りない部分を補ったり、また予防のために処方したりする大切な薬です。たくさんの薬を飲むことに不安を感じる人もいると思いますが、薬にはそれぞれ役割が…

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行動療法1

認知行動療法

行動療法・認知行動療法 行動療法 (問題解決技法) 下記の5つのステップを順番に紙に書き出してから実践し、問題解決能力を高めていきます。 第一段階 問題の明確化の段階です。人間は困ると感情に押し流されて具体的な問題が見えなくなります。しかし、『困った、困った』と言うだけでは、その困った問題を解決することはできません。行動に移る前にまず、具体的な問題を見つけることが先決です。 第二段階 …

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コラム法

認知行動療法

コラム法・うつ病・自律神経失調症・パニック障害・強迫性障害・社交不安障害 コラム法 紙に書き出してチェックしてみる「コラム法」で現実を見る 自分の考えや判断がどの程度現実にそっているかを、紙に書き出しながらチェックしていく方法として、「コラム法」があります。 ノートでも便せんでもなんでもよいのですが、適当な紙に線を引いて欄(コラム)に分けて、それぞれの欄に「状況」「不快な感情」「自動思…

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EMDR (眼球運動による脱感作・再処理法)

認知行動療法

EMDR・眼球運動による脱感作、再処理法 EMDR (眼球運動による脱感作・再処理法) EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理)は、最近マスコミなどでも取り上げられることの多くなったPTSD (Post Traumatic Stress Disorder:外傷後ストレス障害)に対して最も効果的 …

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認知行動療法1

認知行動療法

注意! JavaScriptが無効です。 テスト結果を算出するには、ブラウザのJavaScriptを有効にして下さい。 認知行動療法 認知療法アウトラインの把握 1.思考・感情・行動・生理に関して、どのような症状があるのか?   2.どのような行動を起こすことが困るのか?   3.いつから起こっているのか?   4.どのような場所で起こるのか?   5.どのくらいの頻度で起こるのか? …

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統合失調症の治療期間

統合失調症

治療に要する期間と回復率 改善、回復が可能な病気  長年、統合失調症は「精神分裂病」と呼ばれ、発病したら一生入院生活を送らなくてはならず、いずれ人格が荒廃してしまう不治の病と言われてきました。このような社会の偏見が根強くあり、病気に対する誤ったイメージが刷り込まれてきたことも事実です。このことが、医療の現場においては、発病した本人や家族に病名も告げられず、病気への理解が進まない中で、治療も思うに任…

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ADHD

ADHD

ADHD (Attention Deficit / Hyperactivity Disorder) 注意欠陥・多動性障害 はじめに 2003年に文部科学省が全国の小中学校生を対象に行った調査では、普通学級に通う子どもたちの約3%に、落ち着きがなかったり、集中できないという特性を持った子どもがいることが明らかになりました。 この調査結果をふまえて、文部科学省は「特別支援教育」の基本方針を発表しました…

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ADHD1

ADHD

ADHD・注意欠陥障害・多動性障害・Attention Deficit / Hyperactivity Disorder ADHDとは エジソンやアインシュタイもADHDだった? 世界的に名を馳せた天才とよばれる人々の中には、ADHDだった人がたくさんいます。 発明家として有名なエジソンは、子ども時代から人々が思いもよらないような数々の危険を伴う「実験」を行い、問題児扱いされ続けていた…

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ADHD2

ADHD

ADHD・注意欠陥障害・多動性障害・Attention Deficit / Hyperactivity Disorder ADHD (Attention Deficit / Hyperactivity Disorder)注意欠陥・多動性障害 はじめに 2003年に文部科学省が全国の小中学校生を対象に行った調査では、普通学級に通う子どもたちの約3%に、落ち着きがなかったり、集中できないと…

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