うつ病の診断基準

うつ病の診断基準について-No.1

うつ病の診断基準

    診断基準   問診の重要性   うつ病の症状は多様で、しかも症状がよく似た病気が他にも多いことから、診断はそう簡単ではありません。その点、身体の病気は容易で、検査すれば数値が出てきますので、それに基づいて診断を下せばよいのですが、うつ病など心の病気は数値で簡単に表せないところが、この疾患の診断を難しくしています。したがって、うつ病の診断にあたっては、…

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うつ病の診断基準について-No.2

うつ病の診断基準

現代のうつ病性障害とその分類  うつ病の周辺にある病気は、病名は違っていても共通しているところがあったり、連続しているところがあったりして、明確に区別できないのが現状です。たとえば、双極性障害(躁うつ病)と単極性のうつ病では、はっきりと分けられないところがあります。過去において、うつ病は躁うつ病の一つとされていたことがありました。ところが、躁うつ病といってもほとんどはうつが中心的な症状…

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うつ病の診断基準について-No.3

うつ病の診断基準

「躁」と「うつ」を繰り返す双極性障害  双極性障害は、かつては「躁うつ病」といわれていました。うつ状態と正反対の躁状態が交互に入れ替わり、この二つの極の間を揺れ動く意味から、双極性障害となりました。発症は、20代前半の比較的若い層に多く見られます。双極性障害と単極性うつ病は、病気の経過や使用する治療薬などが基本的に違うため、確実な診断が必要となります。双極性か単極性かは、経過を見なけれ…

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うつ病の診断基準について-No.4

うつ病の診断基準

  難治性および治療抵抗性のうつ病 治療抵抗性が起きる原因としては、やはり治療者側の診断の誤りと治療法の選択ミスが考えられます。代表的ものとしては、双極性障害の特にⅡ型を見落としたり、非定型うつ病を、メランコリー親和型うつ病と同じ対応(薬物療法と安静)をしてしまったりするケースです。その結果、うつ病の遷延化と難治化につながり、患者にとってはなかなか社会復帰ができない原因となっています。こ…

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